ゴミ屋敷(汚部屋)予備軍といわれている数は、一万件以上あるといわれています。そしてゴミ屋敷にしてしまう8割が「女性」というデータもあります。まぁ多少の偏見がありそうですが、事実、弊社でも女性のお客様からの問い合わせが多くなってきています。
都道府県でも、この問題を「野放し状態」にしているわけではなく、専門部署の設置などをすすめている自治体もあるようです。
「部屋の片付けをお願いしたいんですけど・・・」群馬県内にお住まいのお客様からの、切羽詰った相談でした。「おいくらくらいかかりますか?」から始まって、10分程度ヒアリングしていると、どうも様子がおかしい・・・
「実は、明日が期限で引渡しなんです!」
ある程度の料金提示して、基本的には現地を見て見なければ具体的な料金提示ができないのも「了承」していただき、見積りなしでの「緊急作業」となりました。
月末が近づくと、このての相談が増加します。いつも「もう少し余裕が・・・」と思うのですが、お客様にしてみれば「待ったなし」の状態ですから、弊社としても精一杯、作業させていただきます。
before
after
お客様のお話ですと、約20年もの間、部屋の片付けをしておらず、数年前に違う物件に引越し済み!つまり倉庫の代わりとしてそのまま更新し続けたそうです。
もったいないですね・・・
仮に家賃¥50000として、5年間で¥3000000-
結果として、すべて撤去するわけなので、ゴミの保管に大金はたいていた!
依頼された処分品の8割が「雑誌」や「ビデオテープ」などでした。お客様が男性の方でしたので察しがつくと思いますが、大半が「エロ」です。
いわゆる「成人誌」といわれるコミック類などは、かなり高価なものが多くて、一冊¥1000~¥3000の値段で販売されています。そうすると当然、古本の業界でも「高値」で取引されていて、今回のケースでも、じっくり仕分けが出来れば「ゴミ屋敷の片付け料金」くらいなら換金出来たでしょう・・・
またもったいない!
その他、ゲームソフトやパソコンなどのハード機器、なつかしのビデオデッキも処分です。
料金¥250000(税別)にてご精算していただきました。
処分品といっても、中には高価な品物もあります!しかし、実際問題として片付けられないのだから、仕分けして買取業者に持ち込んで・・・
無理です!
弊社でも、時間と料金が見合えば実施可能ですが、それは「倍の料金」の覚悟と「知識」が必要になってくるのでおススメできません。
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