ゴミ屋敷事例①
ゴミ屋敷になってしまう原因は様々ですが、今回の群馬県高崎市でのケースでは、地域交流などはあったみたいですが、先にご主人が入院してしまい、奥様が病院に通っているうちに疲れがたまって、家事全般ができなくなってしまったようです。
実家の状況に愕然とした息子さんからの相談でした。
「実家がゴミ屋敷状態で、居住している母も入院予定なので、片付けたいのですが・・・」
依頼者様と時間の打ち合わせ後、指定の高崎の住所に見積もりに伺いました。ある程度の想定は出来ていたのですが、まさか外にまでゴミがあるとは思わず、気合をいれて見積りさせていただきました。
まず、トラックが入れるようにする為、枝木の伐採から開始しました。この作業だけで軽く1時間・・・
before
after
この「外ゴミ」を片付けるにも、かなりの時間を使いました。理由は、全く分別されてないから・・・
しっかりと分別しなければ、運搬業者に断られてしまいます。当然ですが、可燃性ごみ、不燃性ごみ、危険物などに分別していきます。
あまり散らかっていないように見えますが、実はゴキブリが大量発生していました!近所にご挨拶に伺った時にも「ゴキブリが飛んでくるんだよ・・・」といわれ、ゴキブリ駆除しながらの片付け作業です。
家屋害虫となるゴキブリの種類は全てのゴキブリのうち1%にも満たない
クロゴキブリPeriplaneta fuliginosa Serville, 1839【外来種】体長30mmほどで、体はつやのある黒褐色。関東以南の西日本ではチャバネゴキブリと並んでよく見かけられる種類だが、北日本では少ない。チャバネゴキブリと比べ野外活動性が高く、隣家よりの進入も多い。日本以外では台湾、中国に分布するが、アメリカにも移入している。
家住性のゴキブリは、台所をはじめ住居の各所に生息している。古代ギリシャ時代から記録があるほどで、古来より身近な昆虫の一つとして認識されている。日本においては、古くは約4,300年前頃の縄文土器で卵の跡が見つかっている[8]。そのグロテスクな姿やカサカサと早い動き方からもあって現代の日本では一般的には忌み嫌われることが多く、「不衛生」や悪い意味での「しぶとさ」の代名詞と見なされることが多い。アメリカの人々の方が日本よりもゴキブリを嫌う傾向が強いという比較調査結果もある[9]。一方で、世界的には必ずしも害虫扱いされているわけではなく、ペットや食用に利用されることもある。
引用元 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%82%AD%E3%83%96%E3%83%AA
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ここまでの状態を作るのに、丸一日かかってます。次回は、今回のメインとも言える「キッチン」へ突入します!