群馬県前橋市で専門業者として営業させていただいている【遺品整理アップデート】には、日々、沢山のご相談が寄せられます。遺品処分の悩みやゴミ屋敷の悩みは、人それぞれ違いがあると思いますが、原因や要因はどうあれ早期解決が望ましい悩みですよね?
では何故、早期解決への手段に着手できないのか・・・
遺品にはそれぞれ思い入れや思い出などが関係してきて、自分で遺品整理や片付けを実行してみても思い出が一つ出てくるたび「あーこれな・・・」と感傷に浸ってしまい、全然進まない!!!
ゴミ屋敷には、たいていの方々が掃除する意思はあるのです。その証拠に片付けを実施してみると「掃除道具」の新品が沢山でてきます。もちろん「ごみ袋」も・・・
少し強引ですが、家賃5万円だと、年間60万円になりますよね?仮に足の踏み場もないくらいのゴミ屋敷にしてしまった場合、実質生活スペースは10%を切ってきます。そうすると90%の家賃4万5千円はゴミの為の家賃ということになってしまいます。
その他にも、何度も買い足してしまう「掃除用具」や、臭いが気になってしまいますから「消臭剤」、浴室が使えないので入浴施設の料金、コインランドリー料金、感染症リスクへの対応策などが挙げられます。
ゴミの為の家賃相当があれば、業者に委託して快適生活のほうが良くないですか?
特に健康に関する雑菌の繁殖や害虫の発生など、心配事が解消されるのは、本当に自身の為です。お弁当のカスや飲みかけのペットボトルの散乱する不衛生な部屋では、快適生活とは言えません。
ゴミの大半は「コンビニ」などで購入してきたものや、スーパーのレジ袋です。つまりその気になれば自分で処分できるものばかりなのです。買い物に行くとき、一つゴミ袋を持ち出す習慣をつけるだけで、かなり環境が変化してきます。
ごみ屋敷は”百害あって一利なし”と言えるでしょう・・・
相続の対象に「土地家屋」などが含まれた場合、中に入っている「遺品」も対象になってきますよね?
近年での地価推移は一部の都市を除き、下落基調ですから早期売却が望ましいと思います。しかし、対象物件に遺品などの残置物がある場合、よほどの好条件が揃ってなければ業者は興味すら示してくれないでしょう。
実際にあったケースでは、故人様が住んでいた物件をそのまま3年間放置し、ご遺族自身で遺品整理を始めたが、結局は散らかすだけで、半ゴミ屋敷状態にしてしまい、さらに空き家状態が続き、家屋の劣化が進行して売却も不可能になってしまった。このケースでは早期に解決させていれば売却も可能だっただろうし、遺品整理に関してもゴミ屋敷状態ではなかったので費用を抑えられたはずです。
状況が許すのであれば、現金化に向けたロードマップを早期作成して、故人様を安心させるのも遺族の務めだと思います。
群馬県を例に挙げると、前年度比-0.59%という数字が出ていますので、仮に1000万円の物件があったとしたら翌年には約994万円となってしまう計算です。ざっと6万円のマイナスで更に遺品整理となると相当な金額が予想されますよね?
そして、家屋の劣化がさらに進行した場合、最悪は「危険家屋」というありがたくない称号を与えられて、固定資産税の特例が外されてしまいます。ただでさえ年間のコストとしては重い「固定資産税」が跳ね上がるのです・・・
このように、遺品(遺産)やゴミ屋敷のランニングコストは、税金を含めて年間でみるとかなりの金額になってしまいます。状況が許すのであれば早く業者委託するなり自分で処理するなりの事を考えていかなければ「やっぱりやっときゃよかった・・・」などの後悔の言葉が出てきてしまいます。弊社では相談だけでも歓迎いたしますので、お気軽にお問い合わせください。