概要
汚い部屋を意味する言葉。「汚い部屋」+「お部屋」の合成語。
単に「物が乱雑に散らかっている部屋」というレベルではなく、「物やゴミで床が見えない」「何ヶ月も掃除をしていない」「虫が湧いている」「ネズミが出る」「部屋の主である本人の栄養状態も怪しい」など、常軌を逸して汚い部屋を指す。
特定の部屋だけでなく、家全体が汚い場合は「汚宅(おたく)」という。ゴミ屋敷も同様である。ただし、一人暮らしのワンルームタイプの物件などは「汚部屋」と表現されることが多く、戸建て物件などについて「汚宅」と呼ばれることが多い。
汚部屋になる原因や特徴
「汚部屋」と呼ばれる部屋が構成されるパターンにはいくつかあり、
- ゴミなどの不用品をなかなか捨てられず、溜まってしまう
- とにかく部屋に対して物が多く、1人の力では整理整頓に限界がある
- 物を捨てられないだけでなく、汚れを落としたり埃を払ったりといった「掃除」そのものが苦手である
- 手や足を器用に動かすのが苦手で身体能力的な問題で整理整頓が難しい
- そもそも親から教わったり、部屋が汚くても叱られた事がない(少なくともスパルタ教育の場合、整理整頓の伝授がそっちのけになりやすい)。
といった例が挙げられる。
他人から見れば明らかに散らかっていても、本人には自覚がない(※周りからは乱雑に見えても、本人にとっては一定の規則性に従って物を配置していると認識している場合もある)というケースもあり、気を利かせて片付けようとすると、「置いてある場所が分からなくなるから」(整理は出来ているが、整頓が出来ていない状態)と拒絶されてしまうこともある。
また、「共有スペースはきれいに使うが、自分1人のスペースだと散らかしてしまう」というタイプも少なくない。自分の家や部屋、会社や学校などの場合自分の机の中やロッカーは「自分だけのスペース」として荒れ放題になっていても、外ではきちんと片付けている(ため汚部屋住民であることに気が付かれない)ということもある。
また、少し意外かもしれないが、潔癖症と汚部屋であることは両立する。たとえば「他人が触ったものや外のものは汚い」と考えているのでこまめに手を洗い、消毒液を持ち歩いているが、「自分のものは自分しか触らないから平気」として家の中を掃除しない、という人もいる。潔癖症は「きれい好き」とは必ずしも同じではなく、「(自分が考えた基準に基づく)清潔でなければならない」という観念に囚われている状態のため、一般的な「きれい=清潔で片付いた状態」な部屋を好むというのはまた別である。
引用元ピクシブ百科事典
群馬県前橋市のマンション一室に広がった廃棄物。所狭しと壊れたパソコンの中にまで入り込んでいます。約5年かけて築いた高さ80㎝超えの汚部屋清掃の相談でした。
画像は作業中盤戦での様子です。この様子が玄関からびっしりの状態でした。
全体的に処分依頼された物量は約一トン。内訳は紙類200㎏、鉄類100㎏、その他一般廃棄物700㎏でした。今回の作業時間5時間、スタッフ累計5名、ゴミ袋250枚でした。
料金15万円(税別)