お付き合いのある葬儀社からの紹介で、群馬県前橋市の戸建アパートでの遺品整理です。原状回復作業は無しで、残置物撤去と簡易清掃で依頼されました。長年居住していた為か、畳がボロボロです。
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超高齢化を迎えている現代では、益々、遺品整理や生前整理の需要が高まっています。それとは逆行するように人口減少に歯止めが効きません。本日、前橋市でも国勢調査の速報値が発表されました。
では、人口減少の原因はなんでしょう?前橋市で考えてみると、企業の撤退が進行→失業→職を求めて他県へ流出 未婚化、晩婚化の進展、少子化問題、挙げていったらキリがないです。前橋市としても、様々な施策を打ち出していますが、全体的に抜本的解決には至らないでしょう。群馬県全体の人口も、16年7月の203万5千人をピークに減少し続けています。
医療が進歩して「長生き社会」で良くなった反面、国からの医療費負担の増加はこれからも加速するでしょう。国としては財源確保として、増税も加速していきます。このまま少子高齢化が進行していけば、子育て支援策なんて、いつのまにか消えてしまうかもしれません。私は遺品整理という、人の死と関わった事業をしています。だからこそ少子高齢化社会には、大変、恐怖を感じます。